こんにちは！
大阪府大阪市を中心にオフィス環境づくりを支援している大阪オフィス内装工事.comです。

今回は、大阪市の企業様からオフィス内に植物のグリーンを取り入れたデザインにしたいという依頼があり、オフィスリニューアルのお手伝いをしました。

近年では、東京や大阪などの都心部を中心に、オフィスにグリーンを導入する企業が増えています。グリーンや自然素材のものをオフィス空間に取り入れる内装デザインをバイオフィリックデザインと言いますが、この記事では今回のバイオフィリックデザインの導入の詳細や、オフィスにグリーンを取り入れる効果、注意点を解説しています。

バイオフィリックデザインとは

バイオフィリックデザインとは、自然光や植物、水、木などの自然の要素を取り入れた空間デザインのことを指します。本来、人間は植物などの自然とのつながりを求めているという仮説のもと、空間デザインに反映させました。都心部のオフィスに緑を施すことで、疲れた目や体を癒やし、幸福感を感じることができます。

バイオフィリックデザインでオフィスグリーン化

今回の依頼で、バイオフィリックデザインの一つとして、オフィスにグリーンを取り入れたリニューアルの詳細を紹介します。

従業員数が多い職場のリフレッシュルームに、新規什器やOAフロアの設置、タイルカーペットの配置を行いました。ナチュラルな木目調のデスクとチェアの横にフェイクグリーンを施し、カーペットカラーをグリーンにして統一感を出しました。

本物の植物ではなくフェイクグリーンを使用することで、水やりなどの世話が不要で、お手入れも簡単です。忙しい業務の中、植物の管理までは行き届かない場合には、フェイクグリーンを使うことをおすすめします。

日が当たりやすい別エリアのリフレッシュスペースは、木の温かみを感じるデスク環境に仕上げ、ポトスのフェイクグリーンを置きました。おしゃれなカフェをイメージしたリフレッシュ空間に。

オフィスにグリーンを取り入れる効果

今回の依頼のように、オフィスにグリーンを取り入れることでオフィスの景観を良くすること以外に、具体的に得られる効果を解説します。

ストレスを緩和させる

観葉植物のグリーンは、目の負担を減少させ、眼精疲労を改善する役割があると言われています。また、精神神経にも働きかけ、リラックス効果をもたらすとも言われています。職場は、人間関係やタスク過多でストレスを感じやすいため、視覚的に緩和させることで、よりよいオフィスづくりができます。

空気がきれいになる

植物は光合成をすることで、二酸化炭素を吸って酸素を出すため、オフィスに植物を置くことで空気清浄の効果があります。汚れた空気のオフィスで業務をすると、生産性が低下し、頭痛や風邪などの体調不良を引き起こす可能性を高めてしまいます。定期的な換気や空気清浄機の稼働とともに、オフィスグリーン化することでより良い職場環境をつくることができます。

業務の生産性・質の向上

空気が浄化され、ストレスを緩和することで精神的にリラックスした状態で業務ができると、業務の生産性や質の向上を図れます。実際に、とある実験の結果で、植物を多く置いたオフィスでは生産性が15％も向上することが実証されています。

参照：OWNER

植物を見ることで集中力が高まる効果や、生産性が上がることで時間の余裕も生まれ、業務の質も向上させる相乗効果も期待できます。

企業イメージの向上

オフィスグリーン化を進めると、社外から来訪した人にも良い影響をもたらします。オフィス環境の改善を積極的に取り組む企業として、外部にも良いアピールができ、広報としても役立つでしょう。

オフィスグリーン化の注意点

多くの植物を取り入れることで、オフィス環境の改善を図る上で、注意すべき2つのポイントを解説します。

スペースの確保

置く植物の大きさにもよりますが、オフィスグリーン化をすることである程度のスペースの確保が必要です。壁や天井に吊るして設置することもできますが、オフィス面積の広さに対してグリーンを置きすぎると圧迫されたオフィス環境に見えてしまいます。そのため、オフィスの動線を考えた上で設置場所を考慮すると良いでしょう。

植物の定期的なメンテナンスが必要

本物の植物を設置する場合、定期的なメンテナンスは必ず必要になります。水やりや害虫駆除、土の入れ替えなど、植物を育てる上で必要な作業があります。業務に追われて、世話をする時間を作ることが難しい場合は、今回の依頼のようにフェイクグリーンを取り入れることも方法の一つです。もともとフェイクグリーンがデスクやコンセントプランターに組み込まれたオフィス家具を導入することで、メンテナンスなどの手間いらずでオフィスグリーン化を実施できます。

オフィスグリーン化でご機嫌な職場を目指す

売上や業績を伸ばす上で、自分自身や職場の人たちにストレスなく向上心を持って働ける環境をつくることが大切です。意見交換や情報共有、アイディアの発信、PDCAを回す上でも重要となる職場の人間関係の向上を施すために、従業員がご機嫌に過ごせるオフィス環境をつくることで、企業にとって大きなメリットになるでしょう。

オフィスにグリーンを取り入れることで、オフィス景観が良くなり、ストレスを緩和させる効果を生み出します。バイオフィリックデザインは、専門知識やスペースの確保が必要なため、実績のある業者へ相談することが重要です。

私たち大阪オフィス内装工事.comは、オフィスグリーン化導入のための専門知識や、レイアウト設計などの提案を行っています。企業にとって多くのメリットがあるオフィスグリーン化の導入を検討される場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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