2024.9.25 オフィスレイアウト設計

リフレッシュスペースでストレスフリーなオフィスづくり

こんにちは！
大阪府大阪市を中心にオフィス環境づくりを支援している大阪オフィス内装工事.comです。

企業の売上をつくる役割の営業マンやセールス担当は、まずは数や量をこなして経験を積むことで、顧客ファーストに商品・サービスの価値を伝えることができ、成果を上げる人材へと成長します。

また、企業の運営を支える人事や経理、事務担当の人材は、細かい部分に気づき、正確に業務を進めることで、取引や交渉などが円滑に進み、顧客満足にもつながることで、結果的に売上向上に紐づけることができます。

数や量をこなし、細かい業務を遂行する社員は、日々ストレスを感じていることも多くあるでしょう。成果がついてくることでモチベーションも上がり、ストレスレベルを下げることができますが、流動的な業務でその日によってうまくいかないということもあります。

従業員のストレスが溜まると、売上の低迷や業務スピードの低下、離職率の向上にもつながるリスクがあり、社内の活気が落ちてしまいます。

業務上、ストレスを感じてしまうことは防ぎきれない部分も多いですが、従業員にストレスを感じさせないオフィス環境をつくることで、さまざまなリスク回避ができます。

このような背景から、ストレスの蓄積や緊張状態をほぐす効果があるリフレッシュスペースをつくるオフィスレイアウトが多くの企業に注目されています。

この記事では、オフィスにリフレッシュスペースをつくる5つのメリットや、リフレッシュスペースをつくるポイント、リフレッシュスペースの施工実績を紹介していますので、参考にしてください。

オフィスにリフレッシュスペースをつくる5つのメリット

ストレス対策以外にも、オフィスにリフレッシュスペースをつくることで得られるメリットは多くあります。その中で特に効果の期待値が高い5つのメリットをピックアップして解説します。

心身のリフレッシュができる

一番の大きなメリットとしては、従業員のストレスを緩和し、心身ともにリフレッシュができることです。オフィス勤務をしている人は、通勤や業務、人間関係で疲れてしまうケースが多く、企業側は休めるオフィス環境をつくることが大切です。また、集中力が低下したときに、リフレッシュスペースで一時的に休憩を取ることで、精神的なストレスを和らげて業務効率の改善を図れます。

社内コミュニケーション活性化

静かなオフィス空間や、部署ごとにエリア分けされた執務室などでは、社内コミュニケーションが取りにくく、業務連携やプロジェクトの進行スピードに弊害を与えてしまうことがあります。リフレッシュスペースをつくることで、従業員同士のコミュニケーションが活性化し、業務改善につながる可能性を高めます。

生産性向上

多くの場合、長時間労働やコミュニケーション不足で生産性が低下するリスクがあります。リフレッシュスペースで心身ともにリラックスして、社内コミュニケーションが活性化することで、集中力やQOWが高まり、業務の生産性の向上を図れます。

離職率の低下

社内のコミュニケーションが少ない職場では、気軽に相談できる相手がおらず、普段感じている不満や仕事に対しても要望などを打ち明けられず、離職してしまうケースがあります。人間関係が良くないということが離職理由として多く上げられますが、リフレッシュスペースをつくり、しっかりと意見を話し合えるオフィス環境を目指すことで、エンゲージメントが高くなり社員定着率の向上を見込めます。

新しいアイディアを生みやすい

単なる休憩室としての活用だけでなく、従業員同士がコミュニケーションを図る場としても活用できるリフレッシュスペースでは、他部署間で意見交換ができ、脳をリフレッシュさせることで新しいアイディアを生みやすいため、特にクリエイティブな職種におすすめです。

オフィスにリフレッシュスペースをつくるポイント

オフィスにリフレッシュスペースをつくることでさまざまなメリットを得られますが、より効果的なリフレッシュスペースをつくるポイントを解説します。

用途に合わせた設置場所にする

リフレッシュスペース用途としてリラックスできるオフィス空間として活用する場合は、ワークスペースから離れた人通りの少ない場所に設置することが望ましく、コミュニケーションを活性化させるために用途として活用する場合は、人通りが多く活用されやすい場所に設置することが重要です。

プライバシーに配慮する

リラックスできるリフレッシュスペースにしたい場合には、周囲からの視線や音が気にならない工夫をする必要があります。例えば、ワークスペースから離れた場所に設置することや、席の間隔が狭すぎないように設置するなどプライバシーが守られる設計が重要です。あまりにもオープンな環境にしすぎると、リフレッシュをする場として活用しづらく、本来のリフレッシュスペースとして利用できなくなってしまいます。

1人になれる席をつくる

リフレッシュの方法は、人によってさまざまです。業務中に社員同士で話す機会が少ない場合は、コミュニケーションを取りたいと思う人もいますが、一人でゆっくり頭を休めたいと思う人もいます。そのため、リフレッシュスペースには一人になれる席をつくることで、より多くの従業員から活用されるでしょう。

気分が落ち着くインテリアを設置する

リラックス効果を高めるため、観葉植物やウォールグリーン、テーブルグリーンなどを用いたインテリアを設置すると、より効果の高いリフレッシュスペースをつくることができます。オフィスにグリーンを施すことにより、得られる効果や導入事例については、こちらの記事を参考にしてください。

オフィスグリーン化がもたらす効果とは？導入事例や注意点も解説

飲食可能な場所にする

ドリンクサーバーやお菓子を購入できるシステムを導入し、気軽に休憩を取れる場所にすると従業員満足度が向上します。また、お弁当を温めるレンジの設置やカトラリーセットを充実させることで、休憩の質を高めることができます。また、バーカウンターやビールサーバーを導入する企業もあり、ランチタイムや小休憩だけでなく、業務後の社員同士のコミュニケーションを図る飲みの場としても活用されるケースもあります。

多目的な要素で使える場所にする

リフレッシュスペースの用途は、さまざまでリラックスできる場としての活用だけでなく、コミュニケーション活性化を目的として活用されるケースもあります。そのため、1人になれる席の用意だけでなく、複数人で食事や話ができる席やソファ席などを用意することで、多目的な要素で活用できます。

ストレスフリーなレイアウトにする

他人の動きや会話がストレスにならないレイアウトにすることで、高い効果を得られるリフレッシュスペースを実現できます。席の間隔や動線を広くとったレイアウトにすることで、ストレスフリーで高いリフレッシュ効果を期待できます。

アンケートを取る

リフレッシュスペースを利用する従業員が、どのようなリフレッシュ空間を求めているかアンケートを取ることが重要です。従業員が、ゆっくり休憩を取るためのリフレッシュ空間を期待しているのにもかかわらず、コミュニケーション活性化を期待できる空間をつくってしまうなど、的外れな設計をしても活用されないリフレッシュスペースになってしまいます。導入後も定期的にアンケートを取り、要望に合わせて設備の追加やレイアウト変更を行い、リフレッシュスペースの改善に努めることで、従業員満足度が向上します。