オフィスリノベーションの事例紹介!メリット・注意点も解説

 

こんにちは!
大阪府大阪市を中心にオフィス環境づくりを支援している大阪オフィス内装工事.comです。

今回は、製薬事業を行う企業様から、自社工場内の会議室を改修して、オフィス事務所スペースをつくりたいという依頼がありました。時代の変化や事業形態に合わせ、オフィスのリノベーションをして、新しいオフィス事務所として再生させる企業が増えています。

この記事では、自社工場を改修して事務所スペースをつくる今回の施工の過程と、オフィスリニューアルやオフィスリフォームとの違い、オフィスリノベーションにおけるメリット・注意点をまとめました。

工場の会議室をオフィス事務所スペースにリノベーション

工場オフィスリノベーション

まずは解体作業からはじまり、次に天井の石膏ボードを貼ります。オフィスでよく使用されるジプトーンは、防音効果が高いので会議室など機密性の高い部屋で活用されます。また、不燃材のため建築基準法の制限を容易にクリアできるメリットがあります。

工場オフィスリノベーション

壁工事では、もともとの壁がLGS壁(軽量鉄骨壁)の2枚張りだったので、解体には時間がかかりました。軽鉄を組み、ボードを貼る作業を行います。

工場オフィスリノベーション

次に、床下工事ではOAフロアにするため、フロアパネルを設置。
耐荷重の大きい鉄板性のフロアパネルは、配線ケーブルの量に合わせて支柱部分の高さを変えられます。
支柱を並べ、パネルを丁寧に運び、一枚ずつきれいに並べます。

工場オフィスリノベーション

フロアパネルの設置後、パネルの上にタイルカーペットを貼り、最後に配線工事を行います。
鉄板性のフロアパネルは重量があるので、パネル自体の入れ替えは大変ですが、カーペットの一部が汚れてしまった場合など、部分ごとの張替え作業ができるタイルカーペットが便利です。

工場オフィスリノベーション

工場オフィスリノベーション壁には広い事務所空間を見渡せる長い窓を設置。出入口の扉などのサッシ工事も完了し、事務所らしい空間になりました。

工場オフィスリノベーション

最後に新規什器を搬入し、業務しやすいレイアウトでデスク周りのオフィス家具を設置します。広々とした快適なオフィス空間が完成しました。

オフィス「リノベーション」「リニューアル」「リフォーム」の違い

今回のように、既存オフィスの利用価値を上げるため、オフィスを大きく改修する工事のことは「オフィスリノベーション」と言いますが、「オフィスリニューアル」「オフィスリフォーム」との違いについて解説します。

オフィスリノベーションとは

「リノベーション(renovation)」は、英訳すると「修復・改善」といった意味で、建物を大がかりに改修することを指します。
私たちのような業界では「機能向上」を目指し、建物の構造や設備を根本的に見直すことで、新しい機能や価値を加えて再生させることをオフィスリノベーションと言います。

オフィスリニューアルとは

「リニューアル(renewal)」は、英訳すると「更新・一新すること」といった意味で、建物全体を一新する大がかりな工事をすることを指します。
既存建物に手を加えて、デザインや機能を社会的ニーズに合わせて引き上げる改修工事のことです。オフィスリノベーションは建物の構造から見直し、新しい価値を生み出す工事という意味に対し、リニューアルは建物をニーズに合わせて新しいイメージにするという意味合いが強い印象です。

オフィスリフォームとは

「リフォーム(reform)」は、英訳すると「改革・改正」といった意味ですが、日本で使用される建築用語では、「元の状態に戻す」という意味合いです。
つまり、建物の老朽化や故障などがあった場合に、元の状態まで戻すことを目的として工事のことを指し、リノベーションやリニューアルと違い、機能向上をする意味合いは持ちません。

元の状態に戻す意味合いの「リフォーム」と違い、新しい機能や価値を生み出し再生させる意味合いがあり、社会的ニーズに合わせたイメージを向上させる意味合いの強い「リニューアル」と違い、建物の構造や設備を根本的に見直して利用する側のニーズを向上させるための大規模改修をするオフィスリノベーションは、オフィスの利用価値を上げ、業務効率化や生産性向上のために重要です。

オフィスリノベーションのメリット

具体的に、オフィスリノベーションをすることで企業側が得られるメリットを解説します。

メリット①業務効率・生産性の向上

例えば、「作業スペースが少ない」「荷物を置くスペースが足りない」といった問題は、既存オフィスの構造から見直して、増床工事やデッドスペースを活用したレイアウトに変更してオフィスの面積を増やすことで解決できます。また、WEB会議やWEB商談など、オンラインでの業務が増えたことで起こる既存デスク環境の問題は、フォンブースの導入や間仕切り工事で個室をつくり、防音対策や遮音対策をすることでスムーズに会議や商談を進めることができます。
事業拡大や働き方の変化で浮彫りになるオフィス環境の問題は、オフィスリノベーションをすることで業務効率が向上し、無駄なストレスを感じることなく業務ができるため生産性の向上も図れます。

メリット②従業員のモチベーションアップにつながる

おしゃれでデザイン性のあるオフィスや、機能性の高いオフィス環境にリノベーションすることで、従業員としてもモチベーションにもつながります。
テレワークやハイブリッドワークの導入が増加傾向にありますが、「出社したくなるオフィス」にすることで、従業員の帰属意識やエンゲージメントが高まる効果も期待できます。

メリット③コミュニケーションの活性化

従業員のモチベーションにつながることで、オフィス出社率も増え、コミュニケーションの活性化につながります。
また、他部署間の交流を深める目的でデザイン性のあるリフレッシュルームをつくり、意見交換がしやすくなったというケースや、他部署間の仕切りを取り、ワンフロアのオフィス空間にすることで他部署への質問がしやすくなったというケースがあります。
事業の発展のために従業員同士のコミュニケーション活性化が重要と考えられ、オフィスリノベーションを実施する企業も増加しています。

メリット④企業イメージの向上

単に働く場として存在するオフィスから、企業コンセプトや業務改善などを意識したおしゃれで機能性のあるオフィスにリノベーションすることで、外部からの企業イメージが向上し良いプロモーションができます。
また、求職者に向けてオフィスの働きやすさやオフィス価値を伝えることで、応募数の増加や、優秀な人材に応募してもらえる可能性を高めます。

オフィスリノベーションの注意点

オフィスリノベーションのメリットは多くありますが、リノベーションをする際の注意点も認識しておきましょう。

注意点①原状回復義務の範囲を把握する

入居しているオフィスによって、原状回復義務の条件が厳しいことがある場合や、リノベーションしてはいけないという条件の場合もあります。
「天井ボードの変更は問題ないけれど、壁の取り壊しは禁止」といったようなリノベーションができる範囲が定められているので、事前に賃貸契約書類を確認し、しっかりオーナーに相談をすることが重要です。

注意点②オフィスリノベーションに関する法律を知る

オフィスビルなどの建築物には、消防法や建築基準法などの法律があり、規制を守らない場合には罰せられてしまいます。リノベーション内容によっては、法律で定められた書類提出をする必要や、規制違反となり希望するレイアウトにできない場合もあります。
理想のオフィスデザインを考える前に、オフィスリノベーションに関する法律を知っておくとよいでしょう。

注意点③工事期間中の業務進行を計画する

既存オフィスのリノベーションをする場合は、工事期間中、業務に支障が出ないように事前に業務進行を計画する必要があります。
基本的に大規模改修を予想されるオフィスリノベーションの工期は、一般的に1〜2か月ほどかかると言われています。業務の進行を停止するわけにはいかないので、テレワークの実施やレンタルオフィスを借りる期間をつくるなど、リノベーション前に対策をする必要があります。
また、できるだけ閑散期に工事を依頼することで、オフィスリノベーションによる業務の滞りを回避できます。

オフィスリノベーションなら私たちにおまかせください

オフィス空間をつくる場合にはメリットだけでなく注意点を把握することで、失敗のないオフィスリノベーションを実現できます。
理想のオフィス空間を考案しても、「規制により、そのレイアウトにはできません」と言われてしまうこともあります。オフィスレイアウトを考える前に、リノベーションに関する規制や法律を知ることや、工事中、業務に支障がなく進められるよう事前に計画することが重要です。

大阪オフィス内装工事.comでは、事前にオフィスや企業の課題・問題点をヒアリングし、法律や規制を守りながら、理想を叶えるオフィスリノベーションの提案をしています。

例えば、「おしゃれでデザイン性のあるオフィスにしたい」という理想には、「企業イメージを向上させたい」などの意図があります。では、どうすればオフィス空間を使って企業イメージが向上するのでしょうか。
よりよいオフィス空間にするためには、理想と意図を理解し、企業の課題を追求した上で、企業コンセプトが伝わる設計・レイアウトの提案や、外部企業の人が来訪したときに案内する動線・応接室を心地よいスペースにする提案など、目的にコミットする提案力が必要です。

私たちは、単にオフィスの見た目や雰囲気を変えるだけではなく、なぜオフィスを変えたいのか、どうすれば問題や課題を解決できるのかを考え、豊富な知識と経験から具体的な提案を出し、企業にとっての最適解を出す過程を大事にしています。

 

 

 

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