ダイノックシートとは?特徴やメリット、施工事例を紹介
こんにちは!
大阪府大阪市を中心にオフィス環境づくりを支援している大阪オフィス内装工事.comです。
企業のイメージを作る壁や扉、天井などに使用する「ダイノックシート」を知っていますか?
ダイノックシートは、クロスと比べて耐水性や耐久性に優れ、高級感を出せることで人気があります。造作壁に貼ることも多いのですが、この記事では、ダイノックシートの特徴やクロスとの違い、ダイノックシートのメリット・デメリット、私たち大阪オフィス内装工事.comが手掛けたダイノックシート施工事例を紹介していますので、ぜひオフィスづくりの参考にしてください。
ダイノックシートの特徴
ダイノックシートは、3M社が製造する化粧塩ビシートの商品名で、正式名称「ダイノックフィルム」と言います。他メーカーが出す、サンゲツの「リアルテック」やリンテックサインシステムの「パロア」など、同様の商品もあります。さまざまな用途で使用されるダイノックシートですが、木目調・石目調・金属調といった本物のようなデザインが特徴的です。
古くなった壁など、ダイノックシートを貼るだけで一新し、リニューアルしたようなオフィス空間を演出できます。
ダイノックシートとクロスの違い
ダイノックシートと同様に、クロスも壁や扉、天井に活用されることが多くありますが、ダイノックシートとクロスはどのような違いがあるのでしょうか。具体的に解説します。
用途
ダイノックシートとクロスは接着面に違いがあり、クロスは糊を塗布して貼り付けるのに対し、ダイノックシートはシール状になっています。そのため、貼り付けが柔軟に対応できるダイノックシートの用途は多く、下地が金属系や石膏ボード、プラスチック、木材系とさまざまな素材に対応しています。はがれやすそうな凸凹の下地にも、プライマーという下地材を塗ることで強化できます。また、シートを温めながら丁寧に伸ばして貼るときれいに貼ることができます。
耐久性
一般的に、ダイノックシートの耐用年数は10年、クロスの耐用年数は6年ですが、貼り付ける場所によって耐久力は変わります。フッ素加工のクロスもあるため、一概には言えませんが、クロスの場合は屋内で使用するのに対し、ダイノックシートは防水できるため屋内・屋外のどちらでも使用できます。
ダイノックシートのメリット
多くのオフィスで活用されるダイノックシートですが、具体的にオフィスで使用するメリットを解説します。
豊富なカラーやデザイン
ダイノックシートのデザインは豊富で、人気の木目調や石目調のほか、金属調、カーボン調、ファブリック調、レザー調、和紙調など、豊富なカラーやデザインが展開されています。そのため、オフィス空間に合わせてシートの種類を変えたり、コーポレートカラーに合わせたオフィス環境づくりに最適です。
優れた耐久性・耐水性・耐候性
ダイノックシートは、接着面のシールの強度が高く、プライマー下地処理をすることもあるため、剥がれやめくれに強い耐久力があります。また、耐水性や耐候性にも優れ、雨の日の屋外や直射日光に当たる場合も問題なく使用できます。お手入れに関しても、クロスは水拭きをすると水分を吸収する場合もあり、時間とともに剥がれやすくなってしまいますが、ダイノックシートは耐水性があるためお手入れが簡単で、剥がれの心配も少ないことが大きなメリットです。
曲面にも貼れる
曲面の壁や天井、円柱型の柱などがあるデザイン性の高いオフィス空間にもしっかり貼り付けられるのがダイノックシートの大きなメリットです。ヒートガンなどを使って、シートを温めて丁寧に伸ばして貼り付けていくことで、曲面にもきれいに貼り付けられます。
ダイノックシートのデメリット
ダイノックシートを活用するにあたり、メリットだけでなくデメリットも理解し、オフィスづくりの知識に役立てましょう。
施工費が高くなる可能性がある
ダイノックシートは、クロスと比べてシートの価格も何倍にもなるほか、下地処理や継ぎ目の処理の難易度が高いため、施工に高度な技術を要するため、シートの種類や施工業者によって施工費が高くなる可能性があります。
下地の凹凸が影響しやすい
ダイノックシートの厚さは約0.2mmで、クロスと比較しても薄くフラットなため、普通に貼ると下地の凸凹した場所の影響を受けやすいことがデメリットです。下地が汚れている場合や、凹凸があるとシートに写り込み仕上がりが悪くなってしまいます。
そのため、下地の凹凸を埋めて平らな表面を作るパテ処理や、表面を研磨してサビや古い塗料を落とす処理など、丁寧な下地処理が必要な場合があります。
大阪オフィス内装工事.comが手掛けたダイノックシート施工事例
私たち、大阪オフィス内装工事.comが手掛けた施工の中でも、ダイノックシートを使用した事例はたくさんあります。一部、施工事例を紹介します。
施工事例①シックで落ち着きのあるブラックのダイノックシート
ガラスパーテーションの扉枠部分などに、黒いシックなカラーのダイノックシートを貼りました。オフィス空間をつくる場合に、黒をポイントで入れることで落ち着いた雰囲気を演出できます。「細かな部分の貼り付けも、丁寧に対応してもらえたので良かった」と嬉しいお声もいただきました。
施工事例②人気のアカシア系の木目調ダイノックシート
オフィスで人気の木目調のダイノックシート。赤茶系のカラーで、雰囲気が暗くなりすぎない暖かみのあるアカシア系の木目カラーのダイノックシートで壁一面に貼りました。床のカーペットのカラーと相性が良く、オフィスの雰囲気が明るくなりました。
施工事例③明るめナチュラルウッド系の木目調ダイノックシート
明るめでナチュラルウッド系の木目調ダイノックシート。目を引く明るさで、気分も明るくなる効果があります。植栽との相性も良く、会議室などクリエイティブな発想が必要なオフィスルームに最適です。
施工事例④清潔感のあるエントランスに木目調のダイノックシート
事務所移転に伴い、エントランススペースの間仕切りに木目調のダイノックシートを貼りました。真っ白の間仕切りではなく、木目のダイノックシートを貼ることでエントランススペースがより清潔感が増して、「希望していた通りの雰囲気になった」と満足していただきました。
ダイノックシートを貼ってオフィスをきれいに
豊富なバリエーションから選べるダイノックシートを使用することで、企業コンセプトに合わせたオフィスづくりやイメージ通りのオフィス空間を再現しやすくなります。また、毎日使うオフィス空間は、不特定多数の人が手に触れたり、長時間オフィス家具を設置するため、特に壁や扉などの素材には、耐久性の高いダイノックシートで施工することをおすすめしています。
「オフィスの壁が少し汚れてきた」
「オフィス壁や天井の雰囲気を変えたい」
このような場合は、ダイノックシート貼り替えでオフィスをきれいに取り換えてみましょう。
私たち、大阪オフィス内装工事.comでは、ダイノックシート貼り工事の対応をサポートしています。今後、ダイノックシート貼り工事や、内装工事、オフィスづくりに関する施工を検討されている場合は、お気軽にご相談ください。
大阪オフィス内装工事.comは大阪府大阪市のオフィス移転・事務所引越し、オフィス内装工事のサポートを行っています。
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