事務所の空間設計|床の貼り分けによる心理的効果・業務効率への影響
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タイルカーペットの特徴とその利点
オフィスの印象や機能性を大きく左右する「床材」。その中でも、タイルカーペットはデザイン性・実用性・施工の柔軟さで高い人気を誇る選択肢です。
タイルカーペットとは、50cm×50cmなどの規格サイズにカットされたパネル状のカーペットです。
近年、タイルカーペットを「エリアごとに貼り分ける」事例が増えています。単なるデザイン性だけでなく、働きやすい空間づくりや社員の心理的満足度向上にもつながるためです。特にオフィス環境での利用においては、いくつかの利点があります。
まず、タイルカーペットは部分的な交換が容易で、メンテナンスが簡単です。オフィスでは多くの人が出入りするため、汚れやすい環境ですが、汚れた部分だけを交換できるため、コストを抑えつつ清潔さを保つことができます。
また、タイルカーペットは多様なデザインや色が選べるため、企業のブランディングに合わせて柔軟にカスタマイズすることが可能です。エントランスやオフィス内で企業ロゴと同じ色合いのタイルカーペットを採用するなど、オフィスの雰囲気やイメージを一層高めることができます。
エリアごとの貼り分けのメリット
1. ゾーニングによる効率的なスペース利用
タイルカーペットを貼り分けてエリア分けをすることで、各エリアの機能に応じたデザインが可能となります。例えば、会議室エリアはフォーマルな色合い、リラクゼーションエリアはリラックスできるトーンのタイルカーペットを選ぶことで、より効果的なスペース利用が実現できます。また、使用頻度や汚れやすさに応じて、素材や色を使い分けることで清掃の手間も軽減できます。
たとえば下記のような色分けが考えられます。
エリア | カーペット色 | 理由 |
---|---|---|
デスクエリア | グレー系・ブルー系 | 落ち着いた色で集中力を維持 |
ミーティングルーム | ネイビー・チャコール | フォーマル感と集中力アップ |
ラウンジ | グリーン・ベージュ系 | 心をほぐすリラックスカラー |
2. 視覚的な区別
異なるエリアを明確に区別することができるため、従業員が自分の役割を意識しやすくなります。色や模様を使って明確に区別することで、視覚的にも整理された印象を与えます。

デメリットと注意すべき点
1. コストの増加
各エリアごとに異なるデザインや占有面積を考慮する必要があるため、デザイン費や材料費などのコストが増加する場合もあります。初期投資が大きくなる可能性については、計画段階で十分に考慮する必要があります。
2. デザインの一貫性
あまりにも異なるデザインや色使いを選ぶと、ちぐはぐな印象を与え、オフィス全体の統一感が失われてしまうことがあります。バランスを考えたデザインが必要です。
心理的要素と職場環境
- 生産性の向上:カラフルで明るい空間は、従業員の気分を高める効果があります。特に、カラフルなタイルカーペットを使用することで、ポジティブな感情を呼び起こすことができ、仕事の効率が向上します。たとえば……
- 青・緑 → 冷静・安心感(作業や読書に最適)
- 赤・オレンジ → 活力・会話促進(ブレストや休憩エリアに◎)
- ベージュ・ブラウン → 安定感(緊張を和らげる)
- 業務の集中度を高める:静かな作業スペースにはクールな色合いのタイルカーペットを使用することで、落ち着いた雰囲気を演出し、業務に集中しやすくなることがあります。
- チームワークを強化:共有スペースにカジュアルなデザインのタイルカーペットを利用することで、チーム間の交流を促進することができ、社員同士の結束感を強めることに一役買います。

事務所内の適切な使い方
- 機能に合わせたデザイン選定:各エリアが持つ機能に応じたデザインやカラーを選びましょう。例えば、会議室は落ち着いた色合いのタイルカーペットを選び、スタッフルームは明るくカジュアルなデザインを選ぶことが考えられます。
- メンテナンスを考慮する:掃除しやすさや耐久性を考え、オフィスでの使用条件に応じた素材を選ぶようにしましょう。特に汚れやすい場所には、拭き取り掃除の可能なタイル素材や、耐磨耗性に優れた素材を使用することが望ましいです。
事務所での活用事例|目的別の貼り分け例
エリア | 目的 | カーペットの工夫点 |
---|---|---|
ワークスペース | 集中力維持・静音性 | 防音素材&落ち着いた色 |
休憩スペース | 気分転換・心理的開放感 | 木目調やグリーン系を採用 |
会議室 | ビジネス感・ブランド訴求 | コーポレートカラーをアクセントに |
給湯・コピーエリア | 耐久性・メンテナンス性 | 濃色・耐水性素材 |
エントランス | 第一印象の演出 | 明るくデザイン性のある配置 |
まとめ
この記事では、エリアごとにタイルカーペットを貼り分けることのメリットとデメリット、心理的要素、そして事務所内での効果的な使い方について解説しました。
ゾーニングを行うことで、デザイン性・心理的効果・機能性を高めることができ、より効率的なスペース利用や職場環境の改善が期待できます。特に、個々のエリアの特徴を考慮したデザイン選定が重要です。単なる床材ではなく、空間戦略の一部として、タイルカーペットの貼り分けを取り入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、この記事を参考にして効果的なオフィスデザインを実現し、快適な職場環境を築いてみてください。
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