オフィスに天吊りプロジェクターを導入!メリットや導入事例を紹介

 

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パソコンに送られた資料を見たり、オンライン会議で写した資料を見て実施する会議の場合は、資料を追うことに必死になり、参加者と目線が合わず、意見が出にくいという課題があります。このような会議中の課題を改善できるのがプロジェクターです。資料を大画面に投影できるプロジェクターをオフィスに設置することで、顔を上げて会議に参加でき、多くの人数が集まる会議であっても、効率よく視覚的に情報を伝えることができます。

さまざまなメリットがあるプロジェクターですが、この記事では、オフィスにプロジェクターを導入することで得られる3つのメリットや、プロジェクターを導入する際の注意点、導入に必要な工事、導入事例を紹介していますので、今後、オフィスにプロジェクターを導入を検討されている場合は、ぜひ参考にしてください。

 

オフィスにプロジェクターを導入する3つのメリット

オフィス_プロジェクター

あらゆるワークシーンで役立つプロジェクターですが、オフィスに導入することで得られる3つのメリットを解説します。

視認性の高いプレゼンテーションができる

プロジェクターを設置することで、大画面で資料をスライドさせるなど、画面を変化させることで、分かりやすく伝わりやすいプレゼンテーションを行えます。また、大きいサイズのプロジェクターを付けることで、参加者が多い場合にも、見やすい資料を提供できます。手元の資料よりも、大画面による資料投影をすることで、視認性が向上し、発言者が伝えたいことへの理解の手助けをします。また、プレゼンターにとっても、顔を上げている時間が多いことで、参加者の表情や反応を容易に確認できることも利点の一つです。

スムーズな会議や研修が実施できる

会議の資料共有には、紙の資料を配るケースや、参加者のパソコンへ資料を送付するケース、またオンライン会議ツールを用いて資料投影するケースなどがありますが、発言者と参加者の目線が合わず、「発言しなくてもいい」という空気が醸成されてしまい、生産性のある会議や研修になりづらいという課題があります。プロジェクターを設置することで、資料や映像を大画面で映し出し、参加者が顔を上げる時間が増え、会議や研修を充実させることができます。

フリーアドレス化に対応した全体会議ができる

近年では、オンライン会議やABWの促進が目立ち、フリーアドレス化されたオフィスが増えています。フリーアドレス化されたオフィスの場合、全体会議を行うような会議室がないケースも多く見受けられます。広い会議室がない場合は、フリーアドレスの中心に電動式のプロジェクターを設置することで、会議もできる空間をつくることができます。電動式のプロジェクターは、昇降を自動で行えるため、会議をしない場合はスクリーンを収納して、通常のワークスペースに戻す作業も容易にできます。

さらに、社内周知やプロモーションとして、自社のプロモーション映像をプロジェクターに流して、自社のエンゲージメントや企業イメージを向上させることもできます。また、りづれっしゅスペースなどに、ニュースや映画などを大画面で流すこともあり、社員がリフレッシュする空間づくりにも適しています。

 

プロジェクターを導入する際の注意点

会議や研修、プレゼンなどの機会に役立つプロジェクターですが、導入をする際、いくつか注意点があります。それぞれの注意点を詳しく解説します。

スクリーンに投写する場合、設置場所と高さに注意

プロジェクターを利用して、スクリーンに資料を投写したい場合の注意点があります。スクリーンは、外光や照明などの光を反射してしまうため、できるだけ外光や照明が当たらない場所に設置することが重要です。また、プロジェクターの前を人が遮ってしまうことで、投写に影響を及ぼします。そのため、オフィスの出入り口など、人が行き交う場所への設置には向きません。反対にオフィスの奥に設置することで、投写を邪魔されることなく、スムーズに会議やプレゼンを実行できます。

さらに、参加者全員に投写資料をしっかり見えるようにするため、視界が遮られない高さにスクリーンを設置する必要があります。コツとしては、スクリーンの下辺と視聴者の座高を同じ高さに設定することです。

壁に投写する場合は、壁の材質や色に注意

オフィスの壁を利用して資料投写する場合は、映像投写用に作られたスクリーンと比べて、壁の材質や色によっては、クリアに映らないケースや映像へのゆがみが出てしまう可能性があります。無地の白い壁に投写することで、クリアな映像になり、凹凸や模様のない滑らかな素材の壁に投写することで、映像のゆがみを軽減できます。

また、壁の材質や壁紙の色に合わせてプロジェクターの色設定を調整することで、資料や映像の発色のムラがなく投写できます。

接続ケーブルの注意

プロジェクターとパソコンを繋いで、パソコンで用意した資料をプロジェクターに投写する方法が一般的ですが、接続ケーブルの種類はいくつかあり、ケーブルによっては接続だけで投写されないことがあります。接続ケーブルには、VGA端子(ミニD-Sub 15pin)、HDMI端子、USB端子、RCA端子の4種類があります。以下の表にて、それぞれの特徴をまとめています。

オフィス_プロジェクター

プロジェクターの接続ケーブルでよく利用されるVGA端子(ミニD-Sub 15pin)は、ドライバのインストール等は不要なので、パソコンにつなげるだけで投写されますが、自動で投写されないケースがあります。その場合は、手動で映像出力を変更する必要があります。操作はキーボードで特定のキーを同時押しするのですが、使用するパソコンのメーカーや種類によって、同時押しのキーの箇所が異なります。また、各社で押すキーの指標となるマークが異なるため、初心者とっては、ややこしいと感じるかもしれません。

VGA端子と同様、HDMI端子はドライバのインストール等は不要で、パソコンにつなげるだけで資料の投写ができます。映像と音声を1本のケーブルで伝送できるので便利ですが、音声は設定をしないと出ない可能性があります。その場合は、パソコンのサウンド設定から、音声の出力方法を変更する必要があります。スピーカーの選択項目に、繋いでいるプロジェクターのメーカー名などが表示されているので、選択し設定をしましょう。

USB端子は、ほぼすべてのパソコンについており、使い馴染みがあるため、USB端子で接続したいと考える人が多いようです。しかし、USB端子の接続の場合は、ドライバーのインストールが必要です。しかし、最新パソコンのドライバはすぐには提供されないこともあるため、USB端子での接続が難しい場合もあります。さらに、パソコンの性能が低い場合に、映像がカクついてしまう恐れがあります。

上記の表でも記載の通り、RCA端子は古いDVDプレイヤーやゲーム機などについており、パソコンにはついていないことがほとんどです。そのため、オフィスでの活用は想定されていないことが多いので、RCA端子の説明は割愛します。

オフィスに初めてプロジェクターを設置する場合は、接続操作が比較的簡単なHDMI端子での接続をおすすめしています。

 

オフィスのプロジェクターは天吊りプロジェクターがおすすめ!

オフィス_プロジェクター

プロジェクターには据え置きタイプのものもありますが、オフィスでプロジェクターを設置する場合には、天吊りタイプのプロジェクターを設置することがおすすめです。プロジェクターは、投写するスクリーンや壁との距離や高さ、角度によって、映像が歪んで映し出されてしまったり、投写される画面サイズを適切なサイズにする調整に時間がかかってしまうことが懸念されます。

会議やプレゼンなどを実施する度に、調整に時間をかけていると業務効率が悪くなってしまいます。そうならないためにも、適切な投写位置で固定された天吊りプロジェクターを設置することで、煩わしい手間をかけることなく、スイッチ一つで操作して会議やプレゼンの開催ができます。

また、プロジェクター本体が高所に設置されるため、天井に配線を隠してオフィスをすっきり見せることや、ホコリなどが溜まりにくく、メンテナンスの手間がかからないことがメリットです。さらに、高い位置に設置しているため、プロジェクターの盗難リスクを低減できます。

忙しいオフィスでは、設備の準備やお手入れの手間を省くことができる天吊りプロジェクターを導入することで、利便性を感じられるでしょう。

 

天吊りプロジェクター設置の工事の流れ

オフィス_プロジェクター

天吊りプロジェクターの設置で懸念されることは、やはり導入に必要な工事が発生することです。しかし、会議の度にかかる投写準備にかかる時間を削減できると考えると、先に工事をしておくことが重要です。ここでは、天吊りプロジェクター設置における工事の流れを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

Step①距離の確認

まずは、プロジェクターからスクリーンまでの投影距離を正確に計測します。さらに、プロジェクターのレンズの焦点距離と、スクリーンのサイズに合わせて、最適な設置位置を決定し、希望の投影像のサイズを決め、それに合わせた設置高さを算出します。

Step②下地の確認

プロジェクターの設置位置が決まれば、設置箇所の下地の確認をします。天井材がプロジェクターの重量に耐えられるか確認するための工程です。次に、天吊り金具を取り付けるための下地(木部や鉄骨など)の位置を特定します。さらに、下地に補強が必要かを決定します。下地が不足している場合などは、補強材を取り付ける必要があり、必要に応じて下地補強を行います。

Step③配線の確認

次に、配線の確認をします。プロジェクターの電源コードの長さとコンセントの位置を確認し、配線ルートを計画します。また、HDMIケーブルの長さ、接続機器との接続性も確認します。オフィスの配線状況によって、電気配線工事などが必要な場合は、別途工事が発生します。その他、音声ケーブルや制御ケーブルなど、必要なケーブルの長さと接続方法を確認します。配線がむき出しの状態の場合、オフィスの景観が悪くなるため、必要に応じて配線を隠すための配線カバーの設置を検討します。

Step④金具の取り付け

次に、プロジェクターの重さや天井の構造に合わせて、適切な天吊り金具を用意し、取付作業に入ります。下地を基準に、金具の取り付け位置を決め、水平器を使って水平に設置するよう注意する必要があります。天井にしっかりと固定することが重要です。

Step⑤プロジェクターの取り付け

金具の取り付けができたら、プロジェクターを取り付けます。投写される映像にゆがみが出ないよう、水平器を使ってプロジェクターを水平に調整します。さらに、投影像の角度を調整します。プロジェクター以外に、スクリーンの設置を希望する場合は、別途工事が発生します。

Step⑥プロジェクターをテスト

最後に、プロジェクターの電源を入れ、映像が出力されるか確認します。問題なく映像が投写されたら、フォーカスを調整し、映像を鮮明にします。投写されている映像が台形に歪んでいる場合は、キーストーン補正を行います。その他、色温度やコントラストなど、映像の調整を行います。プロジェクターの出力の設定が終われば、操作説明を実施します。ここまで対応して、完工となります。

 

プロジェクター導入事例

オフィス_プロジェクタ

私たち、大阪オフィス内装工事.comでは、プロジェクター設置工事の依頼も承っています。以前に、セミナー開催時の受講者へアンケートで、「投影資料が見づらい」という回答が多く、スクリーンを大きくしたいというご要望があり、工事のサポートを行いました。

オフィス_プロジェクター

スクリーンを入れ替えるだけでは、要望の投影サイズが実現できなかったため、天吊りプロジェクターを設置することで、課題解決ができる提案をし導入を決定していただきました。
さらに、有線の場合、HDMIケーブルが長いと出力が弱まり映す事ができない可能性があり、LANケーブルに変換をしてHDMIケーブルの長さを短くできるエクステンダーを使用しています。

 

オフィス_プロジェクター

 

また、電動スクリーンのサイズが以前より大きくなるため、既設点検口移設と天井補修工事を実施しました。他にも、天吊りプロジェクターを設置するため、点検口新設を実施しています。

 

他にも付随する工事である天吊りPJ設置・HDMIエクステンダー設置・LAN電源工事などを行い、最後に操作説明をさせていただきました。依頼者様からは、「依頼した内容だけでなく、より良く利用できるように考えて頂きありがとうございました。セミナー受講者さんにも喜んで頂けそうです!」とのお声をいただきました。

 

オフィスにプロジェクター導入を検討の場合は私たちにおまかせください

オフィス空間にプロジェクターを導入することで、スムーズな会議やプレゼン、研修などを実施できます。また、新しい働き方として注目されているフリーアドレスのオフィス空間にも活用されます。あらゆるワークシーンで活用できるプロジェクターですが、オフィス利用の場合は、設備準備が不要な天吊りプロジェクターの導入をおすすめしています。

私たち、大阪オフィス内装工事.comでは、プロジェクター設置工事の豊富な実績があります。本文では、天吊りプロジェクターの導入における基本的な工事の流れを解説しましたが、「自社で取り入れる場合は別途工事が必要?」「工事にかかる費用は?」など、現地調査やお見積りが必要な場合は、お気軽にお問合せください。

 

 

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