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大阪府大阪市を中心にオフィス環境づくりを支援している大阪オフィス内装工事.comです。
オフィス移転やオフィス新設をする場合に必須の配線工事。オフィスにおいて、重要なインフラである通信や電気を使うために欠かせません。
この記事では、オフィス移転や新設で必要な4つの配線工事の詳細や、失敗しない配線工事の注意点、配線工事の事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
オフィスで必要な配線工事とは
オフィス移転・新設では、主に「電気工事」「電話工事」「LAN工事」「スピーカー工事」の4つ配線工事が必要です。それぞれ、どのような役割があるのか解説します。
電気工事
電気工事は、オフィスのコンセントや照明などのスイッチを利用できるように電線を配線する工事です。まずは、現地調査で既存の配線状況を確認し、ブレーカー容量と、利用されていない回路を確認するとスムーズに作業を行えます。
電気配線は、配管や天井裏、壁、床下など、ケーブルを通せる空間を活用していきますが、配線ルートがないはボー場合はボードやコンクリートに穴を空けてルートをつくります。
一般的にレイアウト上、コンセント数が少なくなってしまうケースがほとんどのため、新しくオフィスをつくる場合に、追加で電気器具(コンセント・スイッチ・OAタップなど)を設置する必要があります。必要な電気器具の取り付け工事や、問題なく電気が使用できるか確認することも業務の一環です。
電話工事
電話工事は文字通り、固定電話を使用できるように配線工事をすることを指します。近年では、社用携帯が主流となり、必要性は減少しつつありますが、固定電話を一つも持たないということは、会社として難しいかと思います。
配線方法は、一般家庭で使用されている2線式や電波の届きにくい場所で使われる4線式、2本以上の芯線で構成されているケーブルを用いた多芯配線などがあります。配線方法は、電話の種類によって異なります。例えば、IP電話を使う場合には、LANケーブルを用いたLAN配線をする必要があります。そのほかにも、引き込まれているケーブルによって、配線方法が異なる場合があるため、専門業者に確認して、どのような配線方法で対応すべきか確認するとよいでしょう。
LAN工事
LAN工事は、オフィス内でインターネット環境を構築するために必要な工事です。現代では、ほとんどの企業でインターネット回線を利用しているため、必須と言えます。オフィスに設置するパソコンの数とルーターの配置場所によってLAN配線のレイアウトが変わります。
サーバーを設置するサーバールームがある場合、パッチパネルという中継器を作成して、コネクタを接続します。LANケーブルは、OAフロアなどを経由してデスク周辺やプリンターに接続できるように配線します。他にも、LANケーブルの先端がどこにつながるのかを管理するため、ラベルを貼り付けたり、無線で使用できるアクセスポイントを設置するなど、さまざまな作業があります。単に設置するだけではなく、通信速度を維持するために、100m以上の距離にならない設計にしたり、通信障害の原因になる可能性がある電線とLANケーブルを離した設計にする工夫が必要です。
スピーカー工事
オフィス内でBGMや放送を流す場合は、スピーカー工事をする必要があります。他にも、工場などで大きな機会音が鳴り響く中でも作業員を呼び出せるように設置されています。アンプやスピーカーに接続するために必要なスピーカー工事ですが、ケーブルやコードを多く使用するため、アンペア数などを把握した上で設置を行うことが必要があります。
スピーカーケーブルの配線には、特に資格はいりませんが、専門知識を把握していないと、配線などがショートしてしまう可能性があるため、専門業者に依頼をするとよいでしょう。
失敗しない配線工事にするための注意点
配線工事を依頼し、いざオフィス利用をする時に、「照明がつかない」「電話がつながらない」などのトラブルにならないよう、配線工事を実施する前に注意しておきたいポイントを解説します。
OA機器や電気機器の消費アンペアを確認する
配線工事の際は、オフィスで使用するOA機器や電気機器のアンペアを確認しておく必要があります。一般的に、幹線から配線を分岐させる「分岐回路」を使用します。分機回路で使用できるアンペア数には限度があるため、複数の分岐回路が必要になることが多く、特にプリンターやコピー機などの複合機は多くのアンペア数を要するため、注意が必要です。
ネットワーク構成を計画する
次に、配線工事の依頼の際は、オフィスに設置するパソコンやプリンターなどの複合機の台数、配線レイアウトを計画する必要があります。この構成が不十分な場合に、インターネットの速度が遅くなってしまうケースがあります。
また、無線LANや有線LANを使用する場所やルーターの台数なども把握し、専門業者に相談しながら進める必要があります。
業者選びにこだわる
配線工事をする上で、専門知識や実績が十分な業者に依頼することが重要です。実は、オフィスの配線工事におけるミスによる施工トラブルは少なくありません。例えば、社内で配線計画をしっかりしていても、業者によるヒューマンエラーの誤配線で照明が付かなかったというケースや、アース線の接続を誤り、漏電を起こすケースなどがあります。
さらに、電気配線部分に断熱材を覆ってしまったために放電できなくなり、熱がこもってしまうという素材選びのミスなどもあります。この段階で、焦げ臭さや煙に気づけないと火災につながり、命に関わる事故を起こす可能性もあります。
このようなトラブルが発生しないよう、複数の業者で見積もりやアフターフォローなどのサービス内容を確認し、丁寧な施工を実施してもらえる業者選びを心がけましょう。
レイアウト変更をする可能性を考えた電気配線の提案がある
移転後や新設後のオフィスでは、月日が経ち体制変更などでレイアウト変更を行う可能性は十分にあります。働き方に合わせたオフィス環境を整えるためにもレイアウト変更を柔軟にできる環境をつくることはとても重要です。
その度に、業者に配線しなおしを依頼すると業務に支障をきたす可能性があるため、OAフロアを導入することをおすすめします。OAフロアを導入することで、配線を移動させたいときに、気軽にOAフロアを外して、ケーブルの位置変更ができるため、余計な時間やコストをかけずにレイアウト変更を実施できます。
オフィス移転に伴う配線工事の事例
私たち、大阪オフィス内装工事.comは多くのオフィス移転や新設に携わる機会の中で、豊富な配線工事の実績があります。一部、事例の紹介をしますので、参考にしてください。
電気工事とOAフロア配線
事務所内の改修工事のため、電気工事とLAN工事を行いました。OAフロアを導入し、レイアウト変更などを行いやすいオフィス環境に。
計画時の設置位置などレイアウト変更は多少ありましたが、問題なく電気工事やLAN工事、什器の搬入も問題なく完了し、新鮮な気持ちで業務が行えるオフィスフロアが完成しました。
電気工事実施の様子
営業所の電気配線工事を実施している様子です。複雑な配線の用途を理解し、計画通りに工事を進めます。
外から配線が見えないよう天井工事も行い、無事照明器具を付けられるようになりました。
音響スピーカー工事・モニター設置工事
会議室にモニター10台、埋め込み式スピーカー6台、マイクの設置をしたいという依頼があり、電気工事やスピーカー工事を実施。会議室のレイアウト変更をしやすいよう、モニターの位置変更が気軽にできる配線にしました。
こちらの施工の様子や、仕上がり写真はこちらの記事からご覧ください。
オフィスの配線工事は私たちにおまかせください
オフィス移転や新設時に配線工事は必須の工事ですが、施工業者とのトラブルなどがないよう事前にOA機器のアンペア数の確認や、ネットワーク構成を計画する必要があります。また、ヒューマンエラーによる施工ミスが起こらないよう、施工業者の選定にも注意が必要です。
私たち、大阪オフィス内装工事.comは多くの配線工事の実績と、経験による知識がありますので、安心して工事依頼をいただいています。これから、オフィス移転や新設、既存オフィスの配線工事を検討されている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
大阪オフィス内装工事.comは大阪府大阪市のオフィス移転・事務所引越し、オフィス内装工事のサポートを行っています。
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