大阪の事務所荒らしは年100件以上?!オフィスで導入すべき防犯対策とは

 

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オフィスづくりで重要な防犯対策。特に、大阪府の犯罪率は全国でも高く、大阪府警で報告されている2024年1月~7月の窃盗件数の認知件数は32,849件、その中で事務所荒しの認知件数は100件と多く、防犯意識を高めないといけないことが分かります。

参考:大阪府警 刑法犯 包括罪種別認知・検挙状況、 窃盗犯 主要手口別認知・検挙状況

今回は、オフィスで防犯対策をする重要性や、犯罪手口の内容、オフィスで盗難されやすいもの、オフィスで取り入れたい防犯対策、防犯対策の事例を解説していますので、あなたのオフィスの防犯対策の参考にしてください。

 

オフィスの防犯対策をする重要性

オフィス防犯対策

オフィスの窃盗件数を見るだけで防犯対策の重要性は把握できますが、なぜオフィスを狙った犯罪が多いのかを理解し、防犯対策をする重要性への理解を深めましょう。

オフィスは犯罪に狙われやすい

オフィスが犯罪に狙われやすい理由に下記5つの内容が挙げられます。

  • 不特定多数の人が出入りする

  • 人がいない時間帯が分かりやすい

  • 夜間の人通りが少ない

  • 外から人の様子を把握しにくい

  • 複数のテナントを狙える

オフィス街は、不特定多数の人が出入りすることが多く、住宅街と違って知らない顔の人がオフィスビル内に入っても怪しまれないことが犯罪に狙われやすい理由です。また、大抵の場合、夜間には人通りが少なくなるオフィス街は、窃盗犯にとって犯罪をしやすい環境と言えます。オフィスビルに侵入すると、外からは中の様子を見ることが難しく、複数のテナントを狙うことができてしまいます。そのため、防犯対策が不十分なオフィスは狙われやすくなってしまいます。

オフィスの被害内容

オフィスを狙った犯罪で、真っ先に思いつくのは現金や通帳などを狙った窃盗が挙げられるのではないでしょうか。しかしながら、オフィスの犯罪は、お金に換えられるパソコン、機密情報、個人情報、顧客情報を狙った内容も多くあります。オフィス情報を狙った犯罪は、サイバー攻撃などの外部から狙われた情報漏洩のリスクや、第三者の侵入、社内の人間が漏えいする3つの軸の危険性が伴います。

物質的な窃盗を狙った犯罪の場合は、オフィス内に侵入されてしまうと、現金などの盗難のリスクがあるほか、オフィス内に従業員がたまたま残っていた場合に、傷害や殺人などの二次被害になりうる可能性もあります。特に、大阪府はオフィスビルを狙った放火の確立も高く、オフィス内だけでなくオフィス周辺の様子にも注意しておくべきです。

 

オフィスへの犯罪手口

オフィス防犯対策

オフィスの窃盗被害は、どのような手口でオフィスに侵入して行われるのでしょうか。下記5つの犯罪手口について解説します。

ガラス破り

ガラス窓を破ってオフィスに侵入する手口は、一番多く使われています。ガラス窓の鍵付近を手が入る大きさに穴を開けて、開錠するという手口です。ドライバーを使って穴をあける方法や、火や水を使って温度差で穴を開ける方法、バールで窓ガラスを打ち破る方法など、やり方はさまざまです。

ピッキングなどの開錠

テンションの先を鍵穴に入れて回し続け、鍵を開錠をするピッキングで侵入する手口も多いようです。ピッキングは、オフィスの出入口のドアや、デスクやキャビネットの扉、貴重品を保管した金庫を開ける場合などにも活用され、鍵穴タイプの施錠をしている場合は要注意です。

ドア外し

最近は簡単に外れるようなドアは少ないため、減少してはいますが、ドア自体を外して侵入する手口も犯罪で活用される方法です。主に開き戸の場合に多く、セキュリティ性の高い施錠方法に変更しても、ドア自体を外されてしまうと侵入を防ぐのが困難です。

セキュリティカード不正利用

最近では、セキュリティカードでオフィスの入退場ができるセキュリティシステムを導入している企業も多く、カードを紛失してしまい第三者に不正利用されてしまうケースも目立っています。

情報漏洩

従業員のミスや故意による機密情報・個人情報の漏えいのリスクもあります。メールの送信先を過って機密情報や個人情報を送ってしまうケースや、システム設定の不備による大規模な情報流出など、人的ミスで情報漏洩が起きてしまうこともあります。十分に気を付けていても、意図的に情報を持ち出されるケースもあり、貸与パソコンのセキュリティや貸し出し方法には十分に気を付ける必要があります。

 

オフィスで盗難されやすいものは?

あらゆる方法でオフィスを狙った犯罪が起きる可能性があり、ますます防犯意識を高める必要性を認識できたのではないでしょうか。では、次にどのようなものが盗難されやすいのかを知り、自社で取り入れるべき防犯対策のヒントにしましょう。

貴重品・金品の入った金庫

オフィスや事務所にある金庫は、現金・通帳・印鑑などの貴重品や金品、機密情報など、企業の経営に関わる重要なものが管理されています。鍵で施錠するタイプの金庫はピッキングの可能性があり、暗証番号の場合も桁数が少ない場合に簡単に開錠されてしまう場合があります。また、開錠ができない場合も、金庫ごと持ち出されてしまうケースもあるため要注意です。

個人情報・顧客情報・機密情報

オフィスには、取引先の個人情報や顧客情報を管理しているシステムが多くあります。また、企業の機密情報が記載されたデータなど、企業にとって重要な情報を狙った犯罪も多く、社外に漏えいすると大きなトラブルとなり、事業を存続できなくなる可能性もあります。金品を狙った犯罪よりも、大きな損害となる可能性が高いため、慎重に取り扱うことや厳重なセキュリティ対策が必要です。

パソコンやスマートフォンなど換金できるもの

多くのオフィスで保有するパソコンやスマートフォンなどの機器は、特にスペックの良いものであれば、高額な換金ができるケースもあります。また、企業のパソコンやスマートフォンは、企業の機密情報や顧客情報を確認できるため、企業情報を狙った犯行に狙われてしまう可能性もあります。また、外出先で従業員が紛失してしまい、そのまま返ってこないケースもあります。その場合は、情報を盗まれてしまわないよ2段階認証プロセスの設定や、セキュリティ対策が必要です。

 

オフィスで取り入れたい防犯対策

企業にとって重要な情報や金品、従業員の安全を守るためにも、オフィスの防犯対策を取り入れることは重要です。

高画質の防犯カメラ

防犯カメラを設置することで犯罪の抑止力となり、そもそも狙われにくくなります。また、盗難に遭っても容疑者特定をしやすくなるため、リスクの大きさを小さくできます。また、高画質の防犯カメラを導入することで、容疑者の顔の特定や犯行時の行動などをしっかり確認できるため有効です。

強度の高い防犯窓ガラスの導入

オフィスの犯行手口で最も多いのが、窓のガラス破りによる手口のため、破られない強度の高い窓ガラスを導入すると、侵入リスクを防ぐことができます。ガラスの間に厚い中間膜などを挟み込んだ合わせガラスの素材や、防犯ガラスとして精度の高いものを導入すると良いでしょう。絶対に割れないという保証はないので、併せて防犯ブザーやセキュリティシステムの導入をおすすめします。

防犯性の高い施錠キー

オフィスの入退の際、金属鍵ではなく磁気カードなどを利用して、入室する電気錠を利用するケースが増えています。電気錠の場合は、ピッキングができないため、防犯性が高いことで採用されています。電気錠は、ICカードや磁気カードをかざして入退室できるものや、暗証番号を入力するもの、指紋などで生体認証して入退室できるもの、スマートフォンのアプリなどを通して開錠するスマートロックなど、さまざまな種類があります。

情報セキュリティ対策

情報セキュリティ対策とは、パソコンやネットワーク上で扱う情報の安全を守るための施策のことです。不正なアクセスや攻撃からネットワークを守るファイアウォールの設定や、アクセス権限の制限、ウイルス対策ソフトの導入をすることで、データ保管している個人情報や機密情報の流出を防ぐことができます。また、情報管理は技術的な側面だけでなく、人的な対策も重要です。社内情報が外部に流出する要因として、従業員の人的ミス(誤配信メールや、個人情報・機密情報資料の紛失など)が考えられるからです。そのため、外部からの流出を防ぐセキュリティ対策のシステムの導入と並行して、社内における情報管理のマニュアルを作成し、社内全体に共有するなど体制を整える必要があります。

 

200万画素の防犯カメラ設置事例

さまざまな防犯対策がありますが、今回は防犯カメラの設置の事例を紹介します。

オフィス防犯対策

今回は、もともと設置されていた20万画素の防犯カメラから、200万画素の画質にグレードアップさせて防犯性を高めます。防犯カメラは一般的に、200~400万画素の画質があれば良いのですが、800万画素などの超高画質の製品も存在します。画質の高さは犯行時の様子の記録に役立ちますが、導入費用やメンテナンス費用が高くなる点や、データの転送速度が速いネットワーク環境を揃えるが必要があります。既存のネットワークインフラをグレードアップする追加費用もあるため、費用対効果を考えると200~400万画素の防犯カメラを導入するのが現実的です。

オフィス防犯対策

屋外や駐車場、エントランス、エレベーターに計5台の防犯カメラを設置しました。配線は、既設を流用して本体のみ入替えをしたため、費用を抑えて設置。

オフィス防犯対策

20万画素の防犯カメラの記録をネットワークカメラで見ると、撮影自体はできていますが、画質が悪く全体的に暗いので、顔や様子などがはっきりわかりにくいのが難点です。

オフィス防犯対策

 

今回、取り付けた200万画素の防犯カメラは画質が良く、鮮明に映し出され、人物の特定をしやすく、犯行時の様子がくっきり映し出されます。万が一、防犯カメラを壊されてしまってもネットワークカメラのため、別でデータをクラウド保存されているため、失われることはありません。また、リアルタイムの様子をスマートフォンで確認できる仕様のため、自宅にいながらオフィスの安全を守ることができます。

 

オフィスの安全のため防犯対策を忘れずに

安心してオフィスで業務を行うためにも、防犯対策やセキュリティ強化をすることは重要です。あらゆる手口で犯行に及ぶことを想定し、オフィス環境を見直し、高画質の防犯カメラやセキュリティシステムの導入をすることで、盗難リスクや被害の大きさを最小限にできます。最新のセキュリティ防犯システムの導入などは後回しにしがちですが、予算に合わせて適切な導入を検討するとよいでしょう。

オフィスの防犯対策や、セキュリティ強化を高めたい企業様は、大阪オフィス内装工事.comにご相談ください。

 

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