オフィスでおすすめの防犯カメラ「HIKVISION(ハイクビジョン)」

 

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前回、オフィスの防犯対策について解説ブログで紹介した防犯カメラの施工事例。各メーカーから、最新の防犯カメラが登場している中、防犯カメラの世界シェアランキング1位の名を誇るHIKVISION(ハイクビジョン)というメーカーの防犯カメラを設置しました。

前回の記事「大阪の事務所荒らしは年100件以上?!オフィスで導入すべき防犯対策とは」はこちらから
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この記事では、HIKVISION(ハイクビジョン)の防犯カメラの特徴や防犯カメラ設置の流れを解説しますので、参考にしてください。

 

世界シェアランキング1位のHIKVISION(ハイクビジョン)防犯カメラ

オフィスおすすめ防犯カメラ

テロや犯罪の多さから、世界中でセキュリティ強化対策は注目されています。人工知能AIを搭載した防犯システムやIoTによる防犯システムの開発が進み、さまざまな犯罪に対抗できるよう防犯対策が多様化しています。

あらゆる犯罪の犯人逮捕の決め手となる防犯カメラの記録映像ですが、中には記録映像が残っていても画質が荒く、犯人特定の材料やヒントにならない安価で粗悪な防犯カメラもあるようです。

防犯カメラメーカーのHIKVISION(ハイクビジョン)は、そうしたリスクのない高性能・高画質の機能を持つ防犯カメラを開発し、世界シェアランキング1位の名を誇っています。中国企業であるHIKVISION(ハイクビジョン)に続いて、同じく中国企業のDAHUA(ダーファ)社が第2位のシェア率。監視大国とも呼ばれる中国文化の影響から、防犯技術の向上につながったと言われています。

HIKVISION(ハイクビジョン)は、2001年に中国杭州で設立され、今では世界各地に拠点を持つ世界的企業に成長しています。北京オリンピックやブラジルのワールドカップ会場でも導入された実績があり、日本国内ではコストパフォーマンスに優れたメーカーとして認知されています。

 

防犯カメラを選ぶポイント

犯罪内容や手法が多様化する中、オフィスや従業員の安全を守るため、建築物に防犯カメラをつけることは不可欠と言えます。では、防犯カメラを選ぶ際、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか。防犯カメラを選ぶポイントを解説します。

画素数

防犯カメラを選ぶ際、最初に確認する事項として、画素数が挙げられます。映像の解像度を表す画素数は、犯人特定に紐づける重要な役割があります。画素数はモニター画面の横に並ぶ画素の数と、縦に並ぶ画素の数を掛け合わせて計算します。モニターの解像度は、フルHD(1,920×1,080)、WXGA++(1600×900)というような数字で表しますが、フルHD(1,920×1,080)の解像度を計算すると約200万画素になります。日本国内のディスプレイはフルHDが最も多く、一般的に、200万画素の解像度があればクリアな映像を記録できます。記録した映像を見るモニターの解像度によっては、400万画素、800万画素などの高画質な撮影ができる防犯カメラを設置すると、より効果的な防犯対策ができます。

画角の広さ

次に、防犯カメラの画角の広さを重視するとよいでしょう。画角の広い映像を映せる防犯カメラを利用することで、犯人の動きをより明確に映し出せます。60°以上の画角で撮影できるレンズを広角レンズと言い、最近では左右100°の画角で撮影でき、ズーム操作も可能な防犯カメラなども存在します。高い防犯対策を取り入れたい企業は、広範囲の撮影ができ、多様化する犯罪に対応できる機能付きの防犯カメラをおすすめします。

F値

F値とは、カメラに入り込む光の量を調節する度合いのことを指します。F値が小さいほど、取り込む光の量が多く、明るい映像で映し出されます。防犯カメラで映像を記録していても、映像が暗いと犯人の顔や行動を確認しづらくなってしまいます。暗いオフィス内の倉庫や、日光の影響を受けやすい屋外に設置する防犯カメラは、F値の小さい防犯カメラを設置するとよいでしょう。

防水性能と防塵性能

屋外に設置する防犯カメラは、大雨で本体が濡れてしまうことや、強風にさらされてしまうこともあります。そのような環境でも、問題なく稼働する防水性と防塵性の高い防犯カメラを設置することが大切です。そのため、防犯カメラを選ぶ際は、電化製品の防塵・防水性能を表すIP保護等級を確認しましょう。

IP保護等級は、下記の数字で性能レベルを表します。

オフィスおすすめ防犯カメラDS-2CE16D8T-IT3ZEG

 

IP保護等級、IP+数字2桁で表記されており、「IP」表記右隣の数字は、防塵レベルを表す第1特性、その右隣の数字は防水レベルを表す第2特性と呼ばれます。それぞれのレベルは下記表を参照ください。

第1特性の数字 防塵レベル 第2特性の数字 防水レベル
0 保護なし 0 無保護
1 直径50 mm以上の固形物は
侵入しない
1 水平面に対して垂直落下する水滴の侵入を防ぐ
2 直径12.5 mm以上の固形物は
侵入しない
2 15度以内の傾斜時
鉛直に落ちる水滴侵入を防ぐ
3 直径2.5 mm以上の固形物は侵入しない 3 鉛直から左右60度の傾斜時
噴霧した水の影響を
受けないレベル
4 直径1.0 mm以上の固形物は侵入しない 4 360度のどの方向から
水の飛まつを受けても
影響を受けないレベル
5 塵埃のほとんどが侵入せず
完全防塵はできないが機器動作は問題ないレベル
5 60度のどの方向から
ノズル噴流を受けても
影響を受けないレベル
6 塵埃の侵入がない 6 強力なジェット噴流水でも
影響を受けないレベル
7 一時的に水中に沈めても
機器が影響を受けない
8 継続的に水中に沈ても
機器が影響を受けない

 

表から分かるように、「IP66」以上の防犯カメラは、強風で発生する粉塵がカメラ内部に入らず、大雨でも浸水しない防塵性・防水性があります。

首振り・拡大縮小機能

近年では、撮影している映像を、スマートフォンなどに連動させてリアルタイムで見ることができる機能付きの防犯カメラがあります。リアルタイムで映し出される映像で、広範囲の撮影ができている場合でも、画角から外れてしまったあとの犯人の行動は知ることができません。そのため、怪しい動きをしている人物を遠隔で追跡できる首振りや拡大縮小ができるPTZ対応の防犯カメラを導入するとよいでしょう。PTZ対応防犯カメラには、360°旋回ができる機種もあり、広い範囲を自在に操作できます。

PoE・PoC

PoEやPoCは、LANケーブルを経由して電気供給することを指します。通常、防犯カメラを設置するために、コンセントなどの電源が必要になります。PoE・PoC対応の場合は、LANケーブルを通して電気供給するため、コンセント不要で設置できます。PoEは、インターネット接続に利用されるLANケーブルを利用して電力供給します。PoCは、テレビ配線に使われる同軸ケーブルを利用して電力供給します。コンセントがなく設置できなかった屋外などにも設置できるため、防犯性が高まります。

光学ズーム

カメラのズーム機能には、光学ズームとデジタルズームの2種類があります。映像の一部を切り取って角出させるデジタルズームに対し、レンズ自体を動かし、映像を拡大させているため画質が落ちず、くっきりとした映像で確認ができます。ズーム機能搭載の防犯カメラを検討する場合は、ズームの倍率だけでなく光学ズームであるかを確認するとよいでしょう。

防犯性の高い防犯カメラを設置するために、上記項目を確認することをおすすめしますが、設置環境や予算を考慮して選ぶと良いでしょう。次の章では、前回の記事で紹介した防犯カメラ設置工事で取り付けた屋外用防犯カメラ「2MP超低照度POCバレットカメラ」と屋内用防犯カメラ「2MP超低照度POCドームカメラ」の特徴を解説します。

 

屋外用防犯カメラ「2MP超低照度POCバレットカメラ」の特徴

オフィスおすすめ防犯カメラDS-2CE56D8T-IT3ZEG

 

屋外用防犯カメラ「2MP超低照度POCバレットカメラ」の基本的な性能は、下記表を参照してください。

画素数 画角 F値 IP保護等級 PTZ PoE・PoC対応 ズーム
200万画素 水平約103~32度 2.7~13.5mm IP67 PoC対応 光学ズーム

 

200万画素で広角撮影できる特性があり、IP67のIP保護等級レベルの防塵・防水性の高い「2MP超低照度POCバレットカメラ」は、屋外の設置に適しています。周囲温度-40 ℃~60 ℃、湿度は90%以下(結露しない環境)の環境で動作するため、防水性の高い防犯カメラですが、定期的な手入れをすることが大切です。F値2.7~13.mmで明るい撮影ができ、光学ズームで鮮明な映像の状態で拡大できます。PTZ対応で、水平方向は0度~360度、垂直方向は0度~90度、回転は0度~360度まで角度を調整できる優れた機能を持つ防犯カメラです。

参照:HICVISION DS-2CE16D8T-IT3ZEG

 

屋内用防犯カメラ「2MP超低照度POCドームカメラ」の特徴

オフィスおすすめ防犯カメラDS-2CE16D8T-IT3ZEG

屋内用防犯カメラ「2MP超低照度POCドームカメラ」の基本的性能は下記の通りです。

画素数 画角 F値 IP保護等級 PTZ PoE・PoC対応 ズーム
200万画素  水平約103~32度 2.7~13.5mm IP50 PoC対応 光学ズーム

 

屋外用防犯カメラ「2MP超低照度POCバレットカメラ」と同様、200万画素で広角撮影可能な特性を持ち、ある程度暗い環境でも明るめに撮影できる機能もある屋内用防犯カメラ「2MP超低照度POCドームカメラ」。光学ズーム機能もあり、画質を落とさず撮影できるため、動作中に映し出される映像のクオリティは申し分ないレベルです。

しかしながら、IP50の防塵・防水レベルのため、防水対応ではありません。周囲温度が-40 ℃~60 ℃、湿度90%以下(結露しない環境)のオフィス室内の環境に設置することを推奨しています。

参照:HICVISION DS-2CE56D8T-IT3ZEG

 

防犯カメラ設置で必要な機器

防犯カメラを設置する際、カメラ以外にも設置や導入が必要な場合があります。防犯カメラに必要な、機器の種類を紹介します。

ビデオレコーダー

オフィスおすすめ防犯カメラ

防犯カメラ設置には、撮影した映像を録画するためのビデオレコーダーを用意する必要があります。ビデオレコーダーは、使用する防犯カメラに合った性能のものを選ぶ必要があります。今回の防犯カメラ設置工事では、最大8MP解像度で録画ができるHICVISIONの「8-ch AcuSense デジタルビデオレコーダー」を導入しました。効率的なH.265 pro+圧縮技術があり、データ保管コストの削減ができます。

参考:HICVISION 4TEiDS-7208HUHI-M2/P

モニター

オフィスおすすめ防犯カメラ

撮影した映像を映し出すモニターを用意する必要があります。今回は、広視野角なADSパネルを採用したI-O DATE(アイ・オー・データ)の21.5型ワイド液晶ディスプレイを導入しました。バックライトのちらつきがないフリッカーレスのモニターのため、目の負荷を抑えます。

防犯カメラの種類によっては、スマートフォンやパソコンに連動して映像を映し出せる機能が備わっているものもあります。

参照:I-O DATE LCD-AH221XDB-B

ジョイントボックス(ジャンクションボックス)

オフィスおすすめ防犯カメラDS-1280ZJ-XS壁面に防犯カメラを設置する場合、配線が露出してしまうと見た目が悪く、故障リスクにつながる可能性があります。ジョイントボックス(ジャンクションボックス)を使用することで、ケーブルを収納してカメラ配線の接触部分を保護し、カメラの耐用性を向上させることができます。また、防犯カメラとケーブルを接続するための隙間を確保できます。

今回の施工では、ブラケットのケーブル穴の機能を上げるHICVISIONの「ミニバレットカメラ用 ジャンクションボックス」を導入しました。

参考:HICVISION DS-1280ZJ-S

 

防犯カメラ設置の流れ

オフィスおすすめ防犯カメラ

高性能な防犯カメラを設置することで、犯罪の抑止効果も高まります。実際に防犯カメラを設置をするとなると、どのような流れで設置するのでしょうか。設置の流れを解説します。

工程①設置位置を確認

まずは、防犯カメラの設置が必要な場所を確認します。オフィスの機密情報や貴重品があるオフィスルームを中心に、目的や予算に合わせて、設置が必要な場所を業者に共有しましょう。

工程②PF配管の設置

屋外に防犯カメラを設置する場合は、配線を露出せずに保護して設置できるPF管が必要です。PF管にケーブルを通したあと、ケーブルを保護するPF管を配置して固定します。

工程③防犯カメラの設置

次に、カメラを設置して固定します。例えば、360°旋回ができる機種の場合は、オフィスの中心あたりに設置することでオフィス全体を撮影できます。防犯カメラの機能性を活かして設置場所を考慮するとよいでしょう。

工程④カメラとケーブルの結合

設置した防犯カメラとケーブルを結合します。むき出しの配線部分がなくなるよう、ジョイントボックスを活用して設置すると、耐久性が向上するので安心です。

工程⑤配線の引き込み

屋内に配線を引き込む作業では、壁に穴を開けて引き込む方法がありますが、穴を開けず、窓や扉の隙間から配線できるケーブルを活用し、難易度の低い工事内容にできます。

工程⑥ビデオレコーダーやモニターを設置する

防犯カメラの映像確認に必要な、ビデオレコーダーやモニターを設置します。普段からしっかり確認したい場合は、オフィス内の目立つ場所にモニターを設置することで、防犯意識が高まります。

工程⑦接続テスト・画角やカメラ設定の調整

問題なく映像が映るか確認する接続テストを行います。問題なく映像を見ることができれば、必要に応じて、カメラの画角や設定を調整するとよいでしょう。

工程⑧穴埋め

壁に穴を開ける配線の引き込み工事をした場合は、できてしまった穴を埋める必要があります。パテなどで、引き込み穴を埋めて、オフィスの美観を保ちましょう。

 

徹底した防犯対策でオフィスの安全を守ろう

今回は、防犯カメラの選び方のポイントや、設置の流れ、HICVISIONの防犯カメラの特徴などを解説しました。高性能・高画質の防犯カメラを設置することで、万が一、オフィスに危険人物が侵入した場合や怪しい動きをする人物を発見した場合などに、しっかりと犯人特定に役立つ記録ができます。

防犯カメラの設置だけでなく、普段から徹底した防犯対策を意識して、オフィスの安全を守りましょう。

 

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